準1級と1級には英作文問題があります。英作文に書きなれることで、総合的な英語能力を身につけることができます。まずは、簡単な英語日記から書き始めてみるとよいでしょう。トレーニングを重ねていくうちに内容量が増え、書く時間を短くしていくことが出来るはずです。英検問題には制限時間がありますので、英作文問題に充てる時間配分を考えて、時間内に書き終える練習も心がけてみてください。
準1級では、手紙やEメールへの返事を100字程度で書くという形式の英作文問題が出題されています。特に難しい問題ではありませんが、あせらず、送信者の質問に漏れなく答えることが重要です。
☆ 書き出しに使うフレーズ
・ Dear ~, / Hello~,「~」の部分に相手の名前を書きます。
・ I'm doing well. / I’m OK, thanks.
・ Thank you for your email.
☆ 一般的な見解について話すときのフレーズ
・ It seems that… / Apparently, …
☆ 驚きの真実を話すときのフレーズ
・ Actually, … / In fact, …
☆ すでによく知られている話や明らかな話を強調するときのフレーズ
・ Obviously, … / Of course, …
☆ 「残念ながら~」という気持ちを表すフレーズ
・ Unfortunately, …
☆ 相手にアドバイスをするときのフレーズ
・ I think you should, … / I think it might be a good idea to, …
☆ 話のポイントをまとめるときに使うフレーズ
・ Anyway, … / Basically, …
☆ 終わりの挨拶のフレーズ
・ If you wish, I would be happy to… / Let me know if you’d like me to…
・ I am looking forward to~(+ ~ing) / Best wishes / Regards
*スペルミスがないか確認する時間の余裕を持っておきましょう。
1級では、あたえられたトピックについてのエッセイを200字程度で書く形式の英作文問題が出題されています。エッセイを書く際には、問題から3つのポイントを選び、そのポイントの内容に基づいて話を進めていきます。IntroductionやConclusionも含めて、少なくとも3つ以上のパラグラフで構成しましょう。Introductionから始め、body、そしてConclusionで終わることを心がけます。注意するポイントは、1つ1つの文章を簡潔に分かりやすく書くことです。また、フォーマルな文体ではアポストロフィーなどを使った省略を使わないことが普通です。過去問題集などを使って、何度も英作文を書く練習をしておきしましょう。
<英作文でよく使うLinking Words>
☆順序を現す
・firstly :第一に
・secondly :第二に
・finally :最後に
・lastly:結論として、最後に
・eventually: 結局、ついに
☆一般的な話をする
・In general :一般的に、
・Usually :普通は、
☆対比する
・However:しかしながら
・Nevertheless:それにもかかわらず、やはり
・On the other hand:一方では
・Whereas:~であるのに対して、
・yet:それにもかかわらず、しかし、
・in spite of:~にもかかわらす
・despite:~にもかかわらず
☆加えて意見を述べる
・In addition:加えて
・Also:また
・Moreover:そのうえ、さらに、しかも
☆例を出す
・For example:たとえば
・For instance:たとえば
☆(驚くべき)事実を述べる
・In fact :実は
・Actually:実は、実のところは
・As a matter of fact:実は
☆結果
・As a result:その結果
・Therefore:(それ)ゆえに、その結果
・Because of this:その結果
・Consequently:その結果として
*スペルミスがないか確認する時間の余裕を持っておきましょう。